昨日のレポです。


あいにくの曇り空ですが、
沢山の人がライブを観に来てました。

駅から会場に向かう途中に、
タブラの音が聴こえてきます。
お、これはASA-CHANG&巡礼か?

前々からどんなかなーと思ってたんですけど、
耳にするのは初めてでした。
ネーミングに非常に惹かれておりまして(こっちもアサちゃん)。

パフォーマンスはタブラとサンプリング音をトリガーした即興演奏。
ストリート向きと言ったら失礼かもしれませんが、
大きな会場であえてそういう表現をしてる所が面白かったです。

「今日は来てくれてマンモスうれピー!」
と挨拶したスチャダラパーに笑い、
続いてCharaと見て、
いとうせいこうの時はビールと焼き鳥を買いに行き、
ちょっと端折りましたが、
来ましたムーンライダーズ

伝説の、
結成1975年の、
最古のニューウェイヴバンドです。

ムーンライダーズのサウンドは、
80年代UKサウンドの匂いがプンプンして、
僕のド・ストライクゾーンなんです。
プログレ以降の洗練された美しさに溢れる、
ニューウェイヴなんです。

クドいですが「ブ」じゃなくて「ヴ」でお願いします。

鈴木慶一さんのボーカルもメッチャ良かったなぁー。
和製Buggles、といっちゃ失礼なのか?
メロディがいいんですよ>ムーンライダーズ。
白井良明の美しいギターサウンドと岡田徹のキーボード、
生のクジラさんに弟博文氏、
それからあれがかしぶち哲郎かぁー。

メンツに大興奮、ライブに感涙です。


次に噂の相対性理論を観て、
真打ちきました、
Yellow Magic Orchestraの登場!

Yellow Magic Orchestra名義では国内初解禁と言われたライブ、
最高でした。

最近の2枚のライブアルバムを聴いて、
より生バンド感が増した印象を持ってましたが、
なんと今回、さらに増してました(感。

もー3人とも、
弾くわ弾くわ。
叩くわ叩くわで。

特に細野さんは過去のライブでは、
曲によってベース、キーボード、ラップトップPC・・・etc、
と持ち場というか手持ち楽器を変更することがありましたが、
今回の小一時間のステージではずっとベースを抱えっぱなしでした。

「重いからイヤ。肩が凝る」

と昔から仰ってましたが、
吹っ切られたのでしょうか(笑。
親指演奏独特の「ブリッ」というピッキング音を、
随所に拝聴出来ました。


YMOの3人を生で観ているとなぜでしょう、
自然に手を合わせてしまいそうです。
あぁそうか、信者やったなオレ。


今回嬉しかったのは名曲「Thonsand Knives」が聴けたことです。
イントロはタムのフィルインからでした。
アルバム「BGM」アレンジですな。
うひょ〜〜〜(嬉。

ファンて凄いですよね。
短いイントロで歓声上がってましたよ。
やるなぁ、みんな。


締めは「FIRECRACKER」でした。
1993年の再生コンサートの時より断然カッコよかったです。
曲の最後、大爆発音を期待して待ってましたが、
さすがにこれはなかったみたい。
子供連れのお客さんも多かったし爆音はNGだったのでしょうか。


気がつけば入場時配布のレジャーシートを一度も引くことなく、
4時間以上ずっと立ち尽くしてました。
ビール飲みながら。
「FIRECRACKER」終わりで急に全身に疲労が来て、
足を引きずりながら帰路につきました。

帰りに新宿で途中下車。
ラーメン二郎へ。
700円で焼肉腹一杯食べた気分にさせてくれる特殊な食べ物ですな。

身も心もお腹も満たされ、
最高の一日でした。