足立区の公園に、
若者を撃退するため新兵器が導入されたとのこと。

 
若年層にだけよく聴こえるという17.6khzあたりのたか〜い音、
例のモスキート音をスピーカーから流してみたら、
深夜たむろする若者達が嫌がって、
その場を立ち去るようになったんですって。 


これは一度聴きにいかねばなりませんな。

- 23日追記。
聴きにくる若者が現れたそうです(笑。 -


原理というか効果の説明はこちら
既に色んな施設で応用されています。
 

音をあえて言葉で説明すると確かに

「キーン」

とか

「ジィーン」

ていう風に聴こえるので、
実際に嫌な気分になった若者は、

「黒板を爪でひっかいてる〜」

ように感じたそうです。
そら気持ち悪いわ〜!
ウゥッ、さぶっ!


ところで、以前からモスキート音以外でも、
サブリミナル効果を使って万引きを止めさせるとか、
自殺を思いとどまらせる、
などといった音響効果が研究・実践されてます。
何の変哲もないBGMに

「万引きはやめましょう!キチンとレジでお金を支払いましょう!」

っていうナレーションをある方法でこっそり組み込んで流したら、
無意識の内に客に知覚させられて万引き被害が激減した、
というようなことです。

余談ですが、
このサブリミナル効果は悪用すると逆に犯罪を推奨したり、
反政府主義者を大量生産することも可能になったりします。
なので、いまだに研究そのものについても賛否両論です。
両手を広げて迎え入れられるものではないのですね。


ま、色んな技術の応用が試みられてますが、
問題そのものを解決した訳じゃないです。
どっちも。