現在僕は一軒家を借りて住んでいます。
皆さんは動物が好きですか?
飼うなら犬?それとも猫?
もしくは・・・サル・ヘビ・ニワトリ・カメレオン・ウサギ・ライオン・象...etc?(永遠に続く)
今の家に越して来た時、
ある問題に直面しました。
それは野良猫の糞でございます。
猫は決まった場所に用を足す習性があるので、
「ココは安全なオレのトイレ」
と勝手に決めてずーっとし続けちゃうのです。
それが我が家の玄関先でした。
我が家では「爆弾」と呼び、
「あ〜また爆撃されとる」
みたいにむしろ最初は楽しんでましたが、
(ウンが付くとかそんな感じ/恥)
どうも隣の家との隙間に5匹がファミリーで住んでいたようで、
子猫の成長とともに量と匂いがハンパでなくなってきました。
なんとまぁそのクッサイこと!
「ちょっとこのウンクサ、ええ加減にせんと生活出来んな!」
玄関先は車が進入出来ないくらい狭い路地でして、
それさえなきゃ場末の下町情緒みたいな雰囲気なんだろうけど、
実際漂っているのは大小織り交ざった糞臭です。
以前から近くに住んでる友人に聞くとやはり頭を悩ませてたようで、
彼の話からご近所さんもそうとうな苦労をし続けてきたとの事。
しかし現状ではどうしようもなくて、
界隈にお住まいの皆さんはもはや諦めムードだという事が分かりました。
さてコチラですが、
朝発見して(というかドア開けたら匂ってくる)まず一撃目をティッシュで片付けて、
夕方帰ってきたら倍返し・・・の繰り返しにもういい加減に業を煮やした僕は、
「このままでは○○○にまみれてしまう!この街を、そして地球を守らねば!」
という強い使命感から対策を講ずる事にしました。
かくして野良猫vs麻の抗争が勃発したのです。
まず市の保険環境センターに問い合わせました。
しかし結論から言うと猫に関しては行政は何もしてくれないのです。
野犬は駆除してるのにね。
生態が異なるから動物保護の観点から同様に扱えないんですて。
なんか納得いかんけどなぁ。
健全な人間の生活が出来てから動物を保護せんとアカンのちゃうかなぁ?
「あのね、ハッキリ言って生活出来ません!一度見に来て下さい」
とキレながら訴えると翌日二人の担当役人が現場視察に来ました。
アサ「どうですか、ご覧になって?」
市「確かにひどいですね・・・。来る途中にも十カ所以上(!)ありましたし・・・」
ア「でしょ!こっちは気狂いそうなんですよ」
市「わ、分かりました」
彼ら曰く猫の繁殖力は強く放置すればどんどんひどくなるので、
現状ベストな手立てとしてとにかく来ないように仕向けて下さい。
と言って薬品のクレゾール(お医者さんの手の匂いね)を置いていきました。
ちなみにその時しきりに、
「これはあくまで非公式です。非公式なんですが効果があるのでお渡しします」
と念を押してました(笑。
その物言いがかえっておかしいわい!
試しに撒いてみると一週間ほどして別の問題が発生しました。
そう、今度はクレゾールの刺激臭です。
ウチは気に留めてなかったのですが、
お向かいさんは通風口から異臭が家の中に入ってきてたようで、
「お兄ちゃん、ほんま勘弁して!」
と切実にお願いされてしまいました。
・・・?
このおばちゃんニャンコのウンクサはOKだったのか?
クレゾールに代わり市販の猫避けグッズを試してみました。
結論から言うと二ヶ月以上長持ちのキャッチフレーズは全くウソで、
翌朝キッチリ薬の上に投下されておりました。
その横にアラ可愛い、コッチは子猫ちゃんかしら?みたいなおまけも添えて・・・。
勿論このケミカル作戦以前にも色々試してるんですよ。
「オーガニック時代」
と言うのですが(勝手に命名)、
コーヒーカス、蚊取り線香、洗剤、柑橘系の汁、ご飯の研ぎ汁、青ネギ、木酢液、オーデコロン、タバコの灰...etc。
それぞれ1〜2日は効果ありますけど持続はしません。
雨降ったらオシマイやし。
一週間くらいキープ(ウン止めと言います/また勝手に命名)しなければ習性は変えられません。
そういえば役人どもがこんな事も言ってたのを思い出しました。
「餌をやる人が分かればこちらから警告しますし警察にも相談出来るんですけど・・・」
そうか!
さては猫は無実で真犯人はソイツやな・・・。
という訳で直接猫を相手にするのではなく、
餌そのものを対象とした作戦に変更しました。
名付けて「夜間パトロール作戦」です。
今度は普通ですいません。
右手に片付け用のモップ、
左手に懐中電灯を携え忍び足でリサーチしてみると・・・、
あるある〜!
我が家の半径200m以内に5カ所も!
この人たちはおそらく善意で餌を与えてるんだと思います。
丁寧にアルミホイルで餌場をセットして、
中には水を添えてる人もいたりします。
そんな人にテーマがテーマだけに、
声を大にして言いたい。
「ウ○コ持ち帰れ〜!!!」
これは慈善ではなく歴とした迷惑行為です。
街中では飼うか飼わないかの選択。
無責任な行動はやめましょう!
まだまだ続きます。
見つけては片付け・・・を繰り返していると向こうも反応してきました。
と言っても人間て動物よりアホですから見えない所に隠してるだけ。
もはや超人と化した僕の嗅覚は隠れ餌バコを確実に捉えます。
「カツオブシの香り・・・いや違う、チクワか!?」
というか不自然な所に猫がたむろしてるから一目瞭然なんですけどね(笑。
向こうもそうならコッチもそう。
あいにく猫と同じく夜行性なんでねっ。
餌元を断つ作戦はようやく功を奏しました。
期間にして約二ヶ月、
爆弾はなくなり猫も姿を消しました。
これはナナメ向かいのおじいちゃんの言葉です。
「いや〜エエ人に越してきてもろたわ。お兄ちゃんこれからも頑張ってや!」
・・・ちょっと勘違いしとりゃせんか?
ある時は餌の上に「糞の被害で大迷惑してます。無責任な行為はやめて下さい」って置き手紙したり、
気分を変えて一味唐辛子やコーヒーでトッピングしてあげたり、
それはそれは大変な苦労でした。
深夜にセットして早朝持ち帰るオバハン(目撃情報多数アリ。逃げ足激早)も来なくなりました。
あれから2年・・・。
また猫が姿を見せ始めました!
けど勝手が分かってるから僕の対応も迅速です。
最近ではもっぱらコレ。
風呂の残り湯を再利用してるのでほのかに暖かく寒さも凌げます。
外から「ンニャ」と声がすると窓をそ〜っと開けて
「ビシャッ!」
とやります。
我が家の前を通る人、
深夜に猫っぽい挙動をしないで下さいね。
天気予報完全無視のにわか雨が降ります。
この話、また次回に続きます。
連載乞うご期待。
飼うなら犬?それとも猫?
もしくは・・・サル・ヘビ・ニワトリ・カメレオン・ウサギ・ライオン・象...etc?(永遠に続く)
今の家に越して来た時、
ある問題に直面しました。
それは野良猫の糞でございます。
猫は決まった場所に用を足す習性があるので、
「ココは安全なオレのトイレ」
と勝手に決めてずーっとし続けちゃうのです。
それが我が家の玄関先でした。
我が家では「爆弾」と呼び、
「あ〜また爆撃されとる」
みたいにむしろ最初は楽しんでましたが、
(ウンが付くとかそんな感じ/恥)
どうも隣の家との隙間に5匹がファミリーで住んでいたようで、
子猫の成長とともに量と匂いがハンパでなくなってきました。
なんとまぁそのクッサイこと!
「ちょっとこのウンクサ、ええ加減にせんと生活出来んな!」
玄関先は車が進入出来ないくらい狭い路地でして、
それさえなきゃ場末の下町情緒みたいな雰囲気なんだろうけど、
実際漂っているのは大小織り交ざった糞臭です。
以前から近くに住んでる友人に聞くとやはり頭を悩ませてたようで、
彼の話からご近所さんもそうとうな苦労をし続けてきたとの事。
しかし現状ではどうしようもなくて、
界隈にお住まいの皆さんはもはや諦めムードだという事が分かりました。
さてコチラですが、
朝発見して(というかドア開けたら匂ってくる)まず一撃目をティッシュで片付けて、
夕方帰ってきたら倍返し・・・の繰り返しにもういい加減に業を煮やした僕は、
「このままでは○○○にまみれてしまう!この街を、そして地球を守らねば!」
という強い使命感から対策を講ずる事にしました。
かくして野良猫vs麻の抗争が勃発したのです。
まず市の保険環境センターに問い合わせました。
しかし結論から言うと猫に関しては行政は何もしてくれないのです。
野犬は駆除してるのにね。
生態が異なるから動物保護の観点から同様に扱えないんですて。
なんか納得いかんけどなぁ。
健全な人間の生活が出来てから動物を保護せんとアカンのちゃうかなぁ?
「あのね、ハッキリ言って生活出来ません!一度見に来て下さい」
とキレながら訴えると翌日二人の担当役人が現場視察に来ました。
アサ「どうですか、ご覧になって?」
市「確かにひどいですね・・・。来る途中にも十カ所以上(!)ありましたし・・・」
ア「でしょ!こっちは気狂いそうなんですよ」
市「わ、分かりました」
彼ら曰く猫の繁殖力は強く放置すればどんどんひどくなるので、
現状ベストな手立てとしてとにかく来ないように仕向けて下さい。
と言って薬品のクレゾール(お医者さんの手の匂いね)を置いていきました。
ちなみにその時しきりに、
「これはあくまで非公式です。非公式なんですが効果があるのでお渡しします」
と念を押してました(笑。
その物言いがかえっておかしいわい!
試しに撒いてみると一週間ほどして別の問題が発生しました。
そう、今度はクレゾールの刺激臭です。
ウチは気に留めてなかったのですが、
お向かいさんは通風口から異臭が家の中に入ってきてたようで、
「お兄ちゃん、ほんま勘弁して!」
と切実にお願いされてしまいました。
・・・?
このおばちゃんニャンコのウンクサはOKだったのか?
クレゾールに代わり市販の猫避けグッズを試してみました。
結論から言うと二ヶ月以上長持ちのキャッチフレーズは全くウソで、
翌朝キッチリ薬の上に投下されておりました。
その横にアラ可愛い、コッチは子猫ちゃんかしら?みたいなおまけも添えて・・・。
勿論このケミカル作戦以前にも色々試してるんですよ。
「オーガニック時代」
と言うのですが(勝手に命名)、
コーヒーカス、蚊取り線香、洗剤、柑橘系の汁、ご飯の研ぎ汁、青ネギ、木酢液、オーデコロン、タバコの灰...etc。
それぞれ1〜2日は効果ありますけど持続はしません。
雨降ったらオシマイやし。
一週間くらいキープ(ウン止めと言います/また勝手に命名)しなければ習性は変えられません。
そういえば役人どもがこんな事も言ってたのを思い出しました。
「餌をやる人が分かればこちらから警告しますし警察にも相談出来るんですけど・・・」
そうか!
さては猫は無実で真犯人はソイツやな・・・。
という訳で直接猫を相手にするのではなく、
餌そのものを対象とした作戦に変更しました。
名付けて「夜間パトロール作戦」です。
今度は普通ですいません。
右手に片付け用のモップ、
左手に懐中電灯を携え忍び足でリサーチしてみると・・・、
あるある〜!
我が家の半径200m以内に5カ所も!
この人たちはおそらく善意で餌を与えてるんだと思います。
丁寧にアルミホイルで餌場をセットして、
中には水を添えてる人もいたりします。
そんな人にテーマがテーマだけに、
声を大にして言いたい。
「ウ○コ持ち帰れ〜!!!」
これは慈善ではなく歴とした迷惑行為です。
街中では飼うか飼わないかの選択。
無責任な行動はやめましょう!
まだまだ続きます。
見つけては片付け・・・を繰り返していると向こうも反応してきました。
と言っても人間て動物よりアホですから見えない所に隠してるだけ。
もはや超人と化した僕の嗅覚は隠れ餌バコを確実に捉えます。
「カツオブシの香り・・・いや違う、チクワか!?」
というか不自然な所に猫がたむろしてるから一目瞭然なんですけどね(笑。
向こうもそうならコッチもそう。
あいにく猫と同じく夜行性なんでねっ。
餌元を断つ作戦はようやく功を奏しました。
期間にして約二ヶ月、
爆弾はなくなり猫も姿を消しました。
これはナナメ向かいのおじいちゃんの言葉です。
「いや〜エエ人に越してきてもろたわ。お兄ちゃんこれからも頑張ってや!」
・・・ちょっと勘違いしとりゃせんか?
ある時は餌の上に「糞の被害で大迷惑してます。無責任な行為はやめて下さい」って置き手紙したり、
気分を変えて一味唐辛子やコーヒーでトッピングしてあげたり、
それはそれは大変な苦労でした。
深夜にセットして早朝持ち帰るオバハン(目撃情報多数アリ。逃げ足激早)も来なくなりました。
あれから2年・・・。
また猫が姿を見せ始めました!
けど勝手が分かってるから僕の対応も迅速です。
最近ではもっぱらコレ。
風呂の残り湯を再利用してるのでほのかに暖かく寒さも凌げます。
外から「ンニャ」と声がすると窓をそ〜っと開けて
「ビシャッ!」
とやります。
我が家の前を通る人、
深夜に猫っぽい挙動をしないで下さいね。
天気予報完全無視のにわか雨が降ります。
この話、また次回に続きます。
連載乞うご期待。
クレフテ前の家の溝がウン子モリマンで、酔っ払って自転車をとめるとき危うく何度も踏みそうになり、30過ぎのおっさんが深夜一人で酔っ払いながら
猫糞を踏みそうになってる自分が悲しい・・・
夏になればかなりの異臭が迫ってきそうで、クレフテ軍団も麻さんと共に戦います!
がんばりましょう!