sax武井さん昨年から引き続き泉さんのアルバムの録音でした。
今回はSaxの武井努さんです。

 
ご挨拶もそこそこに、
早速音合わせをお願いすると、

む・・・?

出音がとっても綺麗だな〜とまず感じました。
これは楽器自体の特性云々でなく、
武井さんの演奏技術なんでしょう。

生楽器は本当に演奏者の技量で響きや鳴りが変わります。
管楽器、打楽器、弦楽器、鍵盤楽器などなど種類を問わず。
逆に演奏者の技量が足りないと、
ン百万円するような楽器でも

「アレ?」

ってなったりします。

これは電子楽器や音響機材でも一緒でしょうね。
結局のところ音楽は人の手で泥臭く作られる訳ですからね。
作り手はそこんとこ忘れちゃダメよと。
この話はまた後日。

とにかく武井さんの演奏は素晴らしかったです。
口数多い割に中身が乏しいことで有名な麻のディレクションにも、
確実に、しかもプラスアルファを加えて応えて下さいました。

武井さんの演奏の後は、
泉さんのベースの差し替えと追加録音。
主役ですから自然と熱が入ります。
連日ご多忙の泉さんも気迫のプレイ!

う〜む、
これはいいアルバムになるに違いない!

ねぇ>泉師匠。


ところで、
泉さんアルバムはずっとAlchemy Studioさんで制作してるんですけど、
今回はイレギュラーですがBranch studioさんでの作業となりました。

福岡ちゃん宮坂くんおれ左からアルケミ福岡さん。
ブランチ宮坂くん。

そして手前にふんぞり返る僕。




自然な流れで卓前に宮坂くん、
アシスタント位置に福岡さんがついてくれて、
めっちゃやりやすかったです。
そう、スタジオもコラボレーションする時代なのですね。
こちらとしては非常に喜ばしいことです。

どこの録音スタジオでもPro toolsがデフォルトですから、
HD下げて渡り歩けるんですよね。
アルケミーさんとブランチさんは仲がいいというか、
元々交流も盛んだったので、
今回の出張録音もスムーズにやって頂けました。

泉さんアルバム、
次回は東京です。