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産経新聞の記事によると、
最近CMで、昔のヒット曲を本人とは別の歌手に唄わせて、
結果本物ソックリにリメイクした上で使用する事例が増えている、
と紹介されています。
そういえば流行ってますね。

実は僕も昔仕事でやったことあります。
いわゆる完コピのオケを作って、
似た声の別人でボーカル録音してミックスも本物に忠実に、
ていう。

少し前まではいわゆる「パクリ」で騒がれていて、

「な〜んかコレ聴いたことあるな」

ていうのばっかりだったでしょ?
それが業界内でもそういうのはもうやめようという風潮になった、
と耳にしてて(この下り、もっと直接的な説明も出来るのですが自粛します)、

「そうか、悪しき慣習は淘汰されてくんだな」

と思ってたら実は、

・原曲の著作権使用料は支払う。
・けど再録音するから原盤の使用には該当しない。
・結局模倣品が使用される。

という図式になっちゃってるんですね。
なんか根本的に「コピーでもOK」っていう国民性は変わってない所が問題であって、
記事にあるような『オリジナルに敬意を払った上での苦肉の策』という説明には無理があるように思えます。

これじゃ我々日本人も中国の国営遊園地を笑えません。
ダメですね、アジアは。

CM音楽を作る人間として他に色々思うこともあります。
けどデリケートな内容なので又の機会に発言するとします。

・・・というように慎っ重に言葉を選びながら書いております(笑。

当然全てがっていう訳じゃなく、
創造性豊かで独創的な内容の仕事も勿論あります。
でも事実として広告効果や認知度の面から、
既製の音楽を使用するか、
もしくはある特定の音楽を基準にして別の曲を作る方が多いです。

企画に合わせて創作することの方が少ないかも。
やっぱりどうしても作曲する前に「~~風でお願いします」てオーダーされるし。
露骨に「もっと似せて」って言われることもあります。


例えば音楽以外の場合だったらどうなんでしょう。

ガウディのサクラダファミリアをCGでCMに使用したい、
という時はスペインの教会の事務所に確認の電話するでしょうし、
奈良の大仏さんが歩くアニメを作りたいっていう時には、
正倉院に電話すると思うんです。

・・・というように、
再録音して使用するけどどうか?
みたいに当事者に事前事後の確認があれば道義的にも問題ないと思うんですが、
どうなんでしょね。

ていうか、
日本の広告代理店はそれくらいやってると思うんですがねぇ。

ご参考までにパクリに関する考察をどうぞ。
当ブログの過去記事ですが。

パックマン伝説(ナムコ関係ないよ)#1
パックマン伝説(ナムコ関係ないよ)#2